
突き指とよく間違えて来院されるのが、このマレットフィンガー。上の画像だと、中指の曲がっているところがマレットフィンガーと呼ばれます。普通の突き指と違って、関節部分が曲がって指が下のほうに垂れ下がってしまい、自分の力では伸ばせなくなってしまうものです。もし突き指をしたとしても、自分の判断だけで放っておくと事態は進行してしまいます。

マレットフィンガーは、突き指とまったく同じようにして起こります。非常によくあるのが、ボールを指にぶつけたときです。レントゲンの一番小さく写っている骨が、マレットフィンガーの原因となっている部分です。指の骨の一部分(爪の近く)を骨折してしまい、それを筋肉が引っ張ることによって起こります。
指を曲げるための筋肉は骨にくっついたままなので、曲げることはできるのですが、指を伸ばすための筋肉が骨と一緒に引っ張られてしまうので、伸ばすことができなくなります。日常生活にはさほど影響を出さないのですが、治ってもたまに痛みを起こすこともあります。
野球のピッチャーなど、細かい作業を行うことが困難になります。

この例では、左手の人差し指がマレットフィンガーになっています。40代の女性の方で、バレーボールを行った際に突き指をして受診なさりました。受診時にはすでに曲がった状態でしたので、マレットフィンガーであると考えられました。
治療方法は、
@固定をする(包帯、金属の固定具などで固定します)
A手術をする(針金を入れて、骨を固定します)
という二つがあげられます。手術をしてしまったほうが早く治すことが可能だと思います。

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