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転倒して手を衝いた際や、ハンドルを握った状態で事故を起こした際、スポーツで相手と衝突した際などに手首を捻挫することがあります。痛みの強い部分で、しかも治りが悪い部分でもあるので少し注意が必要になってきます。

手首には、小さな空間に八個の骨が集合しています。その骨と骨をつなぐ靭帯があり、その周囲に関節包や筋肉・腱などが通っています。手首から指先までは、「マイクロ外科」と呼ばれる専門のお医者さんがいるほど特殊な部位だと言われています。

手首の捻挫の治療には、固定することと怪我をした部分に関連のある筋肉を治療していくことが大切になってきます。他のねんざに比べて、手首の痛みは肘や肩といった関節へ広がっていくことが多くあります。これは筋肉によって痛みが伝えられるもので、どれだけ手首の治療を行っても前腕部分へと痛みは広がってしまいます。

ですので、手首そのものの治療と同時に、前腕部分の筋肉の治療を行っていくことも必要となります。

手首のねんざで注意しなければならないことがあります。それは神経障害を起こしやすい部分だということです。

手首には指先へ向けて、三本の太い神経が走っています。それぞれ親指側・中指周辺・小指側に向かって走行しているのですが、手首のねんざをした後、治療をせずに放っておくと、この神経のいずれかへ障害を起こすことがあります。感覚異常になったり、指先をうまく使えなくなったりすることもあります。ずっとしびれが残ったり、力がまったく入らないという重度のケースも見られます。

こうなってしまうと、マイクロ外科で細かい手術をしなければ治らないでしょうし、治ったとしても後遺症が残ってしまうこともあります。これを防ぐためにも、早めの治療が必要になります。

神経そのものに傷が入ったものを除くと、怪我した部分から出てきた水分や血液によって神経が障害されるケースが多いといわれています。これらの治療であれば、接骨院や一般の整形外科・外科でも十分対応することが可能です。神経障害を起こさないためにも、早めにお近くの医療機関を受診なさってください。放っておくと、本当にきつい症状が残ってしまうかもしれませんよ。

 

 

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