※画像は田中外科様より転載させていただきました。
第一段階:さまざまな細胞の集合
ねんざを起こしてしまった部分に、さまざまな種類の細胞たちが集まってきます。栄養素を持ってきたり、薬の役割をするものであったり、接着剤の役割をするものであったりと、非常に多くの細胞たちが一挙に集結します。
第二段階:新しい組織の製造
第一段階が終了すると、その場にいた細胞たちがいなくなり、続いて線維芽(せんいが)細胞がやってきます。線維芽細胞は新しい組織を作る細胞で、傷が入った靭帯を埋め尽くします。コラーゲンを生み出し新しい靭帯を作っていきます。
第三段階:新旧コラーゲンの合体
傷が入った古いタイプのコラーゲンと、線維芽細胞が作り出した真新しいタイプのコラーゲンがくっつきます。このあたりでリハビリを行うようにすると、丈夫で健康な状態の靭帯になっていきます。逆に何もしないで放っておくと、弱った靭帯ができあがります。
このような修復過程を経て、健康な状態へと戻ることが可能です。特に第三段階のリハビリテーションによって、動かしやすくもとの状態に非常に近い靭帯ができあがるため、医療機関での訓練が重要になってきます。リハビリテーションは、時間がかかって面倒だし、少し痛いから嫌なのも分かりますが、靭帯を作っていくためにも非常に重要です。

|