使いすぎで骨が折れちゃった!!
〜脊椎分離症と脊椎すべり症〜
スポーツマンに多い脊椎分離症
脊椎分離症とは、脊椎の一部分がパキッと折れて分離してしまったものが、
腰痛を含めて様々な症状を出すものを言います。
あまり痛みを出すことがないのですが、何か腰のところが不快な感じがしたり、動くときに邪魔だったりという症状がよく見られます。
背中を触っていってもほとんど反応を示すこともなく、静かにカラダの中で潜んでいます。
柔道やラグビー、レスリングといったコンタクトスポーツ(カラダがぶつかり合うスポーツ)や、
野球や水泳、サッカーのように動きの中心が腰にあるスポーツをやっている方に多いです。
特に、小学校高学年から中学生くらいまでの子で、このような症状が見られた場合、
おそらく「脊椎分離症」と診断されます。
とにかく動くときに不快感を出すので、嫌な怪我のひとつです。
一般的な治療としては、コルセットの装着、痛み止めなどの薬物療法、マッサージや牽引などの理学療法があげられます。
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| ※脊椎分離症の模式図…腰に過度のストレスが加わると、脊椎の一部分にものすごく負担がかかります。これが長期間続くと、パキッと骨が折れてしまうのです。[the
pars]と書いてあるのが、分離した骨のかけらです。 |
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※脊椎分離症のレントゲン画像…これは見てもらっても難しいのですが、赤丸で囲ってあるところが分離しています。完全に分離しちゃってます。
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脊椎分離症の進化形が脊椎すべり症
脊椎分離症の状態でさらにスポーツなどを行っていると、脊椎すべり症に移行します。
脊椎すべり症になると、折れてしまった骨の上に乗っかっている脊柱が前方へ移動します。
この状態だと、より痛みを引き起こすと言われ続けてきました。
また、脊椎のクッション材である「椎間板」がペシャンコになってしまうと、その影響で同じく脊柱が前方へ飛び出します。
こちらは、どの年代の人がなってもおかしくありません。
特に、40〜50歳代の人がこのように診断されて当院へいらっしゃることが多いです。
分離症もすべり症もレントゲン撮影によって診断を受けます。
よほどひどくない限り、ぱっと見ただけでは本当に分離しているのか、本当にすべり症なのかという見分けはつきません。
動き始めに痛いと感じたら、筋肉でも皮膚でもなく脊柱部分で痛みが出ていると思ってください。
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※脊椎分離症の模型…青い矢印でさされているのが脊椎がすべっている部分です。赤い矢印の方向へすべっています。
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※脊椎すべり症が治った模型…先程のものに比べて、すべっていた脊柱が後ろへ来たのがお分かりでしょうか? |
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