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「パソコンなんか、顎と関係あるの?」と思うかもしれませんが、非常に関係性の深い部分です。顎の関節を矯正するだけで全身の諸症状を改善する治療法もあるほど、顎は重要な部分です。放っておくと、後々からだに悪影響を与えます。

顎関節症・あごの痛みは大きく二つのタイプに分けられます。

・口を開けたときに痛みが出るタイプ

・口を閉じたときに痛みが出るタイプ

 

パソコン症候群の人は、「口を開けたときに痛くなる」ことが圧倒的に多いです。口を開けづらくなって、あくびもまともに出来なくなる人もいます。また、食事だって以前のように口を大きく開けておいしく食べることが出来ないでしょう。口を開けるときに「ジャリ」っと音がするようになるため、それがとても気になってノイローゼ気味になる方もいらっしゃいます。

では、あごの痛みはいったいどのようにして起こってしまうのでしょうか?

※あごの関節は、頭と下あごの二つの骨からできています。その周りにある大きな筋肉が口を開閉しています。

まさか、顎を自分から痛くしたいと思っている人なんていらっしゃらないと思います。ですが、すぐに顎関節症と同様の症状を出すことは簡単です。試してみてもかまいませんが、やりすぎには注意してください。

まずは下の写真のように、自分で猫背の状態をつくってみてください。そして、頭を軽く後ろに倒して、あごが前に突き出るような姿勢をとってください。この状態で30秒ほど口を開け閉めしてみてください。たったこれだけのことで、顎の痛み・不快感が発生します。

このように顎関節症・あごの痛みは、大半は悪い姿勢での口の開け閉めによって起きてしまうものです。突然痛みが発生したり、急激に悪くなるということはあまりありません。日常生活の中での悪い姿勢によって症状が発生することがほとんどです。では、なぜそうなるかもう少し詳しく見てみましょう。

 

もう一度口を開けてみてください。口が開くということは、下あごが下がるということは理解できるかと思います。実は、このときあごの骨だけでなく、頭も上へ傾くように上がっています。「口が開く」=「頭は上へ、あごは下へ開く」ということがいえます。このようにして私たちの口が開くということをまず覚えておいてください。

※「口が開く」=「頭は上へ、あごは下へ開く」

パソコン症候群の人の姿勢は、上の写真でも見てもらったとおり頭が後ろへ倒れて猫背になり、首と頭の境がつっかかったような、詰まったような状態になっています。この姿勢で口を開けると、あごは下のほうへしっかり動かすことができるのですが、上へ動くはずの頭が首や肩のところで制限されてしまいます。

こうして制限を受けたまま何度も口を開け閉めすると、あごにダメージを与えることになり、痛みを出してしまうのです。

このような症状は、パソコン症候群の中でも、パソコンを使用しながら電話で相手としゃべることの多い方によく発生します。テレフォンアポイントメントのお仕事の方や、営業をされている方に好発します。

頭と首の部分には、痛みを感じるセンサーがたくさんついています。この部分が圧迫されることによって、頭痛や吐き気といった各種症状を併発することもあります。顎の痛みと各種症状が起こっており、しかもパソコンを良く使うのであれば、パソコン症候群になっている可能性が高いですよ。

  

 
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