もう一度口を開けてみてください。口が開くということは、下あごが下がるということは理解できるかと思います。実は、このときあごの骨だけでなく、頭も上へ傾くように上がっています。「口が開く」=「頭は上へ、あごは下へ開く」ということがいえます。このようにして私たちの口が開くということをまず覚えておいてください。
パソコン症候群の人の姿勢は、上の写真でも見てもらったとおり頭が後ろへ倒れて猫背になり、首と頭の境がつっかかったような、詰まったような状態になっています。この姿勢で口を開けると、あごは下のほうへしっかり動かすことができるのですが、上へ動くはずの頭が首や肩のところで制限されてしまいます。
こうして制限を受けたまま何度も口を開け閉めすると、あごにダメージを与えることになり、痛みを出してしまうのです。
このような症状は、パソコン症候群の中でも、パソコンを使用しながら電話で相手としゃべることの多い方によく発生します。テレフォンアポイントメントのお仕事の方や、営業をされている方に好発します。
頭と首の部分には、痛みを感じるセンサーがたくさんついています。この部分が圧迫されることによって、頭痛や吐き気といった各種症状を併発することもあります。顎の痛みと各種症状が起こっており、しかもパソコンを良く使うのであれば、パソコン症候群になっている可能性が高いですよ。