浜松市菜の花接骨院 院長ごあいさつ 院内紹介 商品紹介  
 



「ヘルニアって、痛いし動きづらいし、足とかしびれちゃうやつなんでしょ。私の症状、まさにそれだから絶対に私のはヘルニアよ。MRIも当てにならないってさっき書いてあったけど、私のはすごく飛び出してたから間違いないでしょ。それにお医者さんもヘルニアだって言ってたし。痛くなったとき何か飛び出した感じしたもん。」

先程のページを見てこう感じた方もいらっしゃったでしょう。

ここで、重要なことをいいます。「椎間板が神経を圧迫しても、痛みは起こりません。」

どういうことか、さっそく説明していきましょう。

 

痛みのメカニズムについてお話します。

@カラダのすみずみに設置されたセンサーが、痛みやストレスを感じ取ります。センサーはカラダ中、いたるところに設置されています。弱すぎる刺激だと、かゆみとしてセンサーに感じ取られます。
A痛みセンサー⇒知覚神経⇒脊髄⇒脳の順番で伝わり、脳が「おっ!?○○に痛みが出たぞ!!」と認識します。痛みの伝わる経路のいずれかに障害があると、痛みをうまく感じることができません。
B痛みを認識した脳は、カラダ中に指令を送りかえし、カラダが痛みとして感じ取るようになります。
Cこの状態で、私たちは「痛い」と感じます。

「痛み」を感じるだけでも、このようなメカニズムがカラダの中では行われています。

脳みそ ※脳:カラダ中を支配・監督しています。ここで「痛み」を感じとることができて、初めて「痛い」と思えるようになります。

 

さて、椎間板ヘルニアに話を戻します。椎間板ヘルニアの場合、神経が椎間板に圧迫されて痛みが出ると言われています。また、それに伴って、しびれや歩きづらいといった症状が出ます。

神経の表面にはカバーのようなものがかぶさっていています。身の回りの電化製品を見てもらっても、中の銅線がむき出しになっていることはありませんよね。ほとんど、カバーされていると思います。

そして、ここがポイント、カバーの表面には痛みセンサーは存在しません。

痛みセンサーが無いということは、椎間板や骨が神経を圧迫しても、痛みは起こりません。
このことを覚えてもらうのが治療の第一歩です。

神経が押されて痛む箇所というのは、ボコッと腫瘍(しゅよう:神経腫)ができていたり、カバーが破れていたり(脱髄線維)、神経が新しく分かれようとするところ、「馬尾(ばび)」と呼ばれる脊髄の中で一番下に存在している神経の所くらいです。正常な神経では圧迫しても痛みは起こりません。一方、しびれは発生します。

動物を使った実験でも、正常な神経を圧迫しても痛みは出なかったが、カバーが破れた神経を圧迫すると痛みがでるという結果が出ています。(末梢神経、神経後根ともに) ※カバーはそうめったに破れません。

本当の腰椎椎間板ヘルニアの場合、ヘルニアになっている部位にもよりますが、「しびれ」「感覚異常」「運動異常」「泌尿器系の異常」「異常発汗」「発熱」「直腸の障害」を発生させます。先ほども書いたとおり、【腰の痛み・足の痛み=椎間板ヘルニア】ではありません。

じゃあこの痛みの原因は何?といわれても、見てみなければわかりません。人によって本当にいろんな原因によって痛みが引き起こされています。筋肉や関節の怪我によるもの、血管に傷害の入ったもの、心因性のもの、その他数多くの病気など、その原因を把握して、それに合わせた治療をしていかなければ、痛みからは解放されません。

面白いケースでは、周囲の人に「あなたはヘルニアだ」「お前はヘルニアだ」といわれ続けることによって、ヘルニアだと思い込んでしまい、間違った知識によって激痛を引き起こすことがあります。これを社会的腰痛、社会的偽性椎間板ヘルニアと呼び、非常に厄介です。もし周りにこういった方がいらっしゃっても、簡単にヘルニアとは言わないでくださいね。

※詳しく知りたい方はリンク集の一番下に掲載した、加茂整形外科さんをクリックしてください。


※神経…カラダ中に張り巡らされています。様々な情報の道路として使用されています。光ファイバーみたいなものです。

末梢神経と呼ばれるところには、カバーが覆っています。

  
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