浜松市菜の花接骨院 院長ごあいさつ 院内紹介 商品紹介  
 

整形外科に行ったことがある人なら分かると思うんですが、病院ではまず問診をして、次に検査をして、最後に「○○ですね。」と診断されます。検査のときに、レントゲンやMRIといった医療機器を使います。この結果を見て、お医者さんは「あなたの腰には腰椎椎間板ヘルニアが見られます。」と宣告してきます。

カラダの中がわかって、非常にいいことだと思うかもしれませんが、実はここに大きな落とし穴があります。

まず、レントゲンを見てもヘルニアかどうかなんか分かりません。

特殊な方法を取らない限り、レントゲンには神経や血管、筋肉や椎間板といった「軟部組織」と呼ばれるものは映りません。映っていないものを診て「ヘルニアです」とは診断できません。 「関節の間が狭くなっているからヘルニア」と言われることもあるようですが、背骨周りの筋肉の弛緩、靭帯・関節包の弛緩、さらにはレントゲン撮影時のほんの少しの動きだけでも関節の間は狭くなります。

さらに、レントゲンより問題になっているのがMRIです。最近の若い整形外科の先生、特に脊椎関連の専門医の中で、MRIに関することが問題として挙げられています。

MRIはとても素晴らしい検査機器であるのには間違いありません。磁気の力を利用して、体に負担をかけない状態でカラダの内部を調べることができるようになり、医学のレベルは向上しました。外側からぱっと見てもわからない病気でも、早期発見・早期治療が可能になりました。腰椎椎間板ヘルニアも画像を見てすぐに診断できるようになりました。

しかし、これが重要な問題を引き起こしているのです。

この大きな機械がMRIです。MRIは本当に優れた機械で、体の中をどんなところでも細かく見ることができます。もちろん「腰椎椎間板ヘルニア」だって見つけ出せます。

MRI(Magnetic Resonance Imaging:核磁気共鳴映像法)
磁気の力を使ってカラダの内部を調べることができる検査機器。エックス線やCTと違って放射線を使用しないため、カラダへの影響を最小限に抑えることができます。非常に素晴らしい機械です。

 

まずは、以下の写真をご覧ください。

椎間板ヘルニアのMRI画像…黒い矢印で指し示しているのが「腰椎椎間板ヘルニア」の部分です。
これがMRIの画像です。人間を真横から見たときの腰椎椎間板ヘルニアの画像です。矢印で指したのが椎間板が飛び出したところで、白いところが神経です。 病院のMRI検査でこのような画像が出てきた場合、九割以上のお医者さんは「あなたは腰椎椎間板ヘルニアです。」と宣告してきます。

きっとあなたはショックを受けるでしょう。でもね、心配しないでください。

それは病院に行ったらの話です。

いったい、どういうことでしょう???

実はこの画像の人は

「腰にまったく痛みが無く、歩きづらいわけでもない。もちろん、しびれなんか無い。生まれてこの方、腰痛なんてしたことが無い。」というひとです。つまり、腰痛の人ではないのです。足のしびれだって無いのです。

実験のために撮影しただけです。

ここで、このことに関する論文をご紹介します。たくさん出ていますが、簡単にまとめてみました。

  • 腰痛でない患者さん100人の腰のMRI撮影を行った。50%の人に少なくとも一椎間以上の椎間板の膨隆、25%の人に椎間板の突出、1%の人に椎間板の脱出が見られた。

  • MRlの普及は目覚ましく、特に脊髄髄内病変の観察には欠かすことができない検査法となった。しかし、椎間板病変に関しては、従来よりMRIのみを過度に評価することの危険性が指摘されている。正常人の腰椎椎間板においてもかなりの頻度で異常所見が検出されており、輿味深い。

  • 年齢、性別、職業などを一致させた椎間板ヘルニアで自覚症状のある患者群と、まったく症状のないボランテイア群の両群間でMRI画像を比較検討した研究で、無症状ボランティア群で76%に椎間板ヘルニアが存在することを示している。

  • 腰痛を持たない人に巨大なヘルニアが存在し、激痛を伴い下肢にしびれ感のある腰痛患者にヘルニアが存在しないことも度々確認されている。

つまり、腰痛でない人にも椎間板ヘルニアが存在しているということなんです。

覚えておいて下さい。「腰椎椎間板ヘルニア=腰痛」では決してありません。

原因がヘルニアでない患者さんに、ヘルニアに対する治療を行っても治るはずがありません。

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